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みんな風見鶏探検隊!~風見鶏の館の楽しみ方~


風見鶏の館には、暖炉が計6個設置されています。
館の煙突は3本!なので1本の煙突に1個~4個の暖炉が
つながっています。
それぞれ並べるとデザインが統一されているのがわりますね。
ではここで問題!!当時の暖炉の燃料は!何だったのでしょうか?

答えは・・・コークスです。
このコークス、石炭を高温で蒸し焼きにした個体燃料です。
当時としては最先端の燃料で、火力が強く、持続力がありました。
このコークスを暖炉に使っていたのですね。
暖炉は高温になりますから、暖炉の中には耐火煉瓦が積まれています。
暖炉の中にある耐火レンガを探してみて下さい。

書斎の暖炉には「三宮耐火煉瓦加藤製造」の文字が・・・・
当時、神戸でレンガを製造していた「加藤製作所」の
刻印がなんと!残っています。
この辺りの異人館の耐火煉瓦は、
この会社のものが多く採用されていました。
なかなか気がつかない所ですが、思わぬ所に当時の産業と
異人館とのつながりが見えてくるかも。
歴史好きには「たまらない」魅力ですね!

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