2017.12.21
みんな風見鶏探検隊! ~風見鶏の館の楽しみ方~
2、こんな所に窓が!
館内に入る玄関ポーチ
階段の足元に何やら窓があります。
こんな低い所に何故、窓があるのでしょうか?
答えは半地下があるのです!
この半地下は、当時使用人が生活する附属屋の機能をもたせた部屋として使われていました。
*家族の居住する建物を主屋(母屋 おもや)と言い、使用人の生活した建物や物置を附属屋と言いました。
神戸における異人館の主屋と附属屋の関係ですが、主屋の背後に独立して附属屋を建て主屋と廊下ででつなぐ例など知られています。
しかし風見鶏の館は、主屋の地下に附属屋の機能をもつ部屋をもっています。
そうです!この窓は附属屋の機能をもっていた半地下部分の明り窓なのです。
当時、使用人は半地下の部屋で料理を作ったり洗濯をしたり、当時は大変だったでしょうね!
この半地下は普段公開しておりませんが、月に1回程度「風見鶏の館探検ツアー」にて地下室と屋根裏を公開しております。
是非ご参加下さい!