2018.10.07
みんな風見鶏探検隊!~風見鶏の館の楽しみ方~
10月8日は体育の日!当時の室内での運動は何をしてたのでしょうか?
風見鶏の館の2階ベランダ天井には、何やら金具が2個ついてます。
普通にみてまわると見過ごす天井の金具ですが、何の金具でしょう。
答えは、吊り輪をかける金具です。
吊り輪は、ドイツの「体操の父」フリードリヒ・ルートヴィヒ・ヤーンのもと発達した体操の一種です。吊り輪を含めた徒手体操は、ドイツ体操と呼ばれています。スウェーデン体操・デンマーク体操とともに世界三大体操の一つに数えらています。
古代ローマ時代より吊り輪は、長くトレーニングツールとして用いていました。1896年第1回アテネ近代オリンピックの競技種目になり以後、ドイツ全体で競技の推進を図り、各家庭(大きな屋敷など)にとりつけるとこが多かったのではないでしょうか?
当時、娘のエルゼさんはこの金具にブランコを設置して遊んでいた?とも伝えられています。
お家の中でブランコができるのはすごいことですね。