2018.09.10
みんな風見鶏探検隊!~風見鶏の館の楽しみ方~
昔から日本は季節の行事に花や植物を飾る習慣がありました。
正月や各節句、お月見などですが、
当時、神戸の外国人は何を室内に飾って楽しんだのでしょうか?
室内にお花や植木を飾るのは、今も昔も変わりません。
当時の写真を見てみると、沢山の植物が館内に飾られています。
室内には、観葉植物を中心に、フェニックス(インドネシア原産)、
シュロチク(中国原産)、ドラセナ(アフリカ原産)、
デンドロビュウム(蘭、アフリカ原産)など亜熱帯の植物が
多く見られます。
当時、外国の植物や花は、日本で非常に珍しく、来客のお客様の目を
楽しませるため、室内におかれていたのでしょう!
原産地を調べてみると、これらの植物は、1900年代の
ドイツ帝国植民地にほぼ一致します。
(パプアニューギニア・中国青島・アフリカなど)
当時、物資は全て船で運搬してましたので、トーマスさんも貿易船に
このような植物をのせ、神戸に運び、館に飾ったのかも?知れませんね。